アニメーターの阿部愛由美さんがツイートした、「父親が昔書いてたゲームの攻略メモがやばい」という画像が「情報量すごい」「魔導書みたい」と話題になっています。
阿部愛由美さんの父親と言えば、先日亡くなったアニメーターの阿部邦博さん。アニメーターとして「機動戦士Zガンダム」や「少女革命ウテナ」など数々の名作に関わってきた一方で、プライベートではゲーム三昧だったという阿部邦博さんの、意外な一面がメモの端々から伝わってくるようです。
ノートに手書きで描かれたそのメモは、図や文章がページにみっちり描かれ、斜線で消して直したり、色ペンで強調されていたりと、攻略のために試行錯誤していたのがわかります。しかも、そこにロゴ風で描かれたゲームのタイトルは「MYST III: EXILE」。伝説的な3Dアドベンチャーゲーム「MYST」シリーズは、難易度の高い謎解きが有名で、それをメモしながら自力で解いていたようです。
まるで研究ノートのようになったそのメモからは、単に攻略するだけでなく、ゲームの世界観も楽しんでいた様子が伝わってきて、驚くのと同時に尊敬の念を覚えます。全力で楽しめるって素晴らしい!
他にも「バイオハザード0」や「夕闇通り探検隊」「ぼくのなつやすみ2」「ICO」「ファイナルファンタジーX」「ゼルダの伝説シリーズ」などなど、そのメモから幅広いゲームジャンルをプレイしていたのがわかります。マップや計算まであり、その意味は本人にしかわからないものの、読める字で緻密に描かれた内容はさすがのひと言。このノート自体を見てるだけでもワクワクしてくるのは自分だけじゃないはず……!
コメントでは「楽しそう!」「情報の整理能力がすごい」と驚く声が寄せられ、「古代の魔導書みたい」「ゲームへの愛を感じる」といった声から、「これは一読してみたい」という声も上がる反響を呼んでいます。
画像提供:阿部愛由美(@ishikoro18)さん
<このニュースへのネットの反応>
攻略本になりかけておる・・・
ここまで本気で遊んでもらえれば制作スタッフも嬉しいだろうなあ
みっちり書かれてるけど雑さが無いのが凄い。几帳面(悪く言えば神経質)な人だったのだろうか
ロゴまで凝ったて書いたりしなかったけど普通にやってたなあ。ノートは描き込みにくいからA4の普通紙使ってた
昔はよくDRPGのマップ作成の為だけに方眼紙とか買い込んでたなぁいい年した大人がゲームに金と時間と情熱をそそぎ込んで全力で楽しめるって普通はできないよ
夕闇通り探検隊だと!?この人本物だw
昔の攻略本って予め買った人が書き込むスペースが合ったり、そもそも載ってる情報が穴だらけで使い物にならなかったからこうやって自主制作の攻略本みたいなもの作る人がいたよねぇ。それにしてもキレイにまとまってる。
これどこかに埋めて数百年眠らせておいたら発掘された時に考古学界がザワつきそう(笑)
禁術レベルの術式じゃねぇか…!一体、一体何を喚ぼうとしてたんだ…!?
いやーしかし見習いたいね。今でもゲームはするけど、つまずくと多少は試行錯誤するんだけどそれで分からなければ割とすぐ攻略サイト見るようになってしまった。昔は攻略本も攻略サイトも見ないで自力で頑張ってたんだけどな。
あー、ソシャゲって武器と素材ポチポチ集めるだけだなって改めて思うわ。けど、古 戦 場 か ら 逃 げ る な
遺品がゲームの攻略?と思ったら50歳で亡くなったのか。オタクは早死にだなあ…。
グラビティ・フォールズ
MYSTはヒントも何もないいきなり謎解きという超難関ゲームで自分は序盤で詰んだ。この方はきっちり攻略したんだなぁ、尊敬する。
一個パンジャンドラムみたいなものが見える見える…
ミストは本当に良謎ゲーで、私もミストIやったとき、これほどじゃないけどノートにメモってた。数年後に友だちがたまたま発掘して、「これミストじゃろ?」って一発で当ててたから、その子もメモってたんだろうなぁ。
MYSTシリーズはマジこのレベルでメモをとっていかないと、クリアはまだしも再プレイで地獄を見るゲームであった
mystって20年以上も前のゲームだよな。 当時はこの人も20代だろうけど、全力で楽しんでたんだろうなぁ。なんか羨ましい。
こういうのいいなあ。ほんと一度読んでみたい
完成度高けーなおい。ここまで遊びに本気で、しっかり色々考える人
が亡くなったのは惜しい限り・・・